「トラックを売りたいけれど、どの業者に依頼すれば良いかわからない。そんな悩みを抱えていませんか？

このランキングでは、買取実績や口コミでの評判、サービスの質、買取対象の幅広さなどを総合的に評価し、本当におすすめできるトラック買取業者を10社厳選しました。

あなたに最適な一社を見つけるための参考にしてください。

【2025年最新】トラック買取業者おすすめランキングTOP10

1位：トラックファイブ

顧客対応の質の高さが最大の魅力です。実際に利用者の半数以上が、査定額ではなく「人で決めた」と回答しています 。

査定スタッフの丁寧でスピーディーな対応を評価する口コミが多く、初めての方でも安心して相談できるでしょう 。

一方で、営業がしつこいという声もあるため、その点は留意が必要です 。金額だけでなく、信頼できる担当者に任せたいと考える方に最適な業者です。

トラックファイブ買取事例

項目	内容
運営会社	株式会社トラックファイブ
電話番号	0120-50-5656
買取対応エリア	全国対応
査定方法	電話、WEB、出張査定
各種手数料	無料

2位：カーネクスト

どんな状態のトラックでも買取可能な点が強みです。

事故車や不動車、廃車寸前の車両など、他社で値段が付かなかったトラックでも買取を断りません 。

全国どこでも無料で引き取りに来てくれるため、処分に困っている場合に非常に頼りになります 。

ただし、営業電話の多さや、口頭契約でもキャンセル料が発生する点には注意が必要です 。

価格よりも、まずは確実に手放したいと考える方に最もおすすめできる選択肢です。

項目	内容
運営会社	株式会社カーネクスト
電話番号	0120-301-456
買取対応エリア	全国対応
査定方法	電話、WEB
各種手数料	無料

3位：カービュー

複数社の査定額を比較し、最高値での売却を目指せる一括査定サービスです。

一度の申し込みで最大10社から見積もりが取れるため、業者間の競争が生まれ、高価買取が期待できます 。

実際に、予想以上の価格で売れたという口コミも多数見られます 。ただし、申し込み直後から多くの業者から電話が集中する傾向があるため、対応の手間は覚悟する必要があります 。

手間を惜しまず、交渉を通じて少しでも高く売りたい方に最適です。

項目	内容
運営会社	LINEヤフー株式会社
電話番号	申し込み後 各査定会社から連絡あり
買取対応エリア	全国対応
査定方法	WEB（一括査定）
各種手数料	一括査定サービスの利用は無料

4位. Bee truck（ビートラック）

迅速かつ丁寧な対応で、ストレスのない取引を実現できると評判です。

利用者からは「対応がスピーディー」「スタッフが親切」といった声が圧倒的に多く、顧客満足度の高さがうかがえます 。

査定額も他社より高かったという口コミが目立ち、面倒なやり取りが苦手な方でもスムーズに売却まで進められるでしょう 。

価格はもちろん、取引全体の満足度を重視する方に強くおすすめしたい優良業者です。

項目	内容
運営会社	株式会社 BeeTruck
電話番号	0120-140-097
買取対応エリア	地図参照
査定方法	電話、WEB、LINE
各種手数料	無料

買取対応エリア

5位. トラック王国

全国対応の規模と、どんなトラックでも買い取る対応力が魅力の大手業者です。

廃車寸前のトラックでも買取可能で、全国どこでも無料出張査定に対応しています 。

手続きがスムーズで、スタッフの対応が丁寧だという良い評判も多いです 。

一方で、買取価格や購入後の車両トラブルに関する厳しい意見も見られるため、利用の際は慎重な判断が求められます 。

大手ならではの安心感を求める方に向いています。

項目	内容
運営会社	株式会社トラックオーコク
電話番号	0120-664-020
買取対応エリア	全国対応
査定方法	電話、WEB
各種手数料	無料

6位. ランクス（RANX）

独自の海外販路を活かした高価買取が期待できる専門業者です。

顧客満足度95.8%という高い実績が、サービスの質を物語っています 。

日本では価値が付きにくい古い年式や過走行のトラックでも、海外の需要と結びつけて高く評価してくれます 。

利用者からは「他社より高い査定額だった」「対応が親切で安心できた」との声が寄せられています 。

国内相場以上の価格を目指すなら、必ず査定を依頼したい一社です。

項目	内容
運営会社	株式会社ランクス
電話番号	0120-963-325
買取対応エリア	全国対応
査定方法	電話、WEB
各種手数料	無料

7位. トラック一括査定王

トラック専門の買取業者のみが参加する、特化型の一括査定サイトです。

参加企業がトラックに詳しいため、一般的な一括査定サイトでは見過ごされがちなカスタムパーツや特殊な架装も正しく評価してくれる可能性が高いです 。

複数の専門業者の査定を簡単に比較できる利便性も魅力と言えるでしょう 。

愛車の価値を正しく理解してくれる専門家に見積もりを依頼したい方に最適です。

項目	内容
運営会社	株式会社A-TRUCK
電話番号	申し込み後 各査定会社から連絡あり
買取対応エリア	全国対応
査定方法	WEB
各種手数料	無料

8位. トラック買取のＨＯＷＡ

創業50年以上の実績を誇る、信頼性の高い買取業者です。

最大の強みは、買取から整備、販売、海外輸出までを一貫して自社で行うビジネスモデルにあります。

これにより中間マージンを徹底的に排除し、その分を買取価格に還元できるため、高価買取が期待できます。

実際に、事故車や不動車、過走行のトラックなど、他社では値段が付きにくいような車両でも「0円以上」での買取を保証。

豊富な海外販路を活かして、どんなトラックにも価値を見出してくれます。

長年の信頼と独自の販売網で、安心して高値売却を目指したい方におすすめです。

項目	内容
運営会社	株式会社HOWA
電話番号	0120-557-417
買取対応エリア	全国対応
査定方法	電話、WEB、LINE
各種手数料	無料

9位. シマ商会

中間マージンを徹底的に排除したビジネスモデルで高価買取を実現します。

買取から修理、販売、海外輸出までをすべて自社で完結させているのが特徴です 。

これにより、他社に支払うコストを査定額に還元できます。年間8,000台以上の買取実績と海外100ヶ国以上への販路がその実力を裏付けています 。

査定後の減額がないことを明言しており、安心して取引を進められるでしょう 。

項目	内容
運営会社	株式会社シマ商会
電話番号	0120-4040-81
買取対応エリア	全国対応
査定方法	電話、WEB、LINE
各種手数料	無料

10位. 日光オート

顧客との長期的な信頼関係を重視する、実直な業者です。

中古車販売の口コミで「接客の満足度」が非常に高く評価されており、買取においても丁寧で誠実な対応が期待できます 。

営業担当者の人柄で売却を決めたという声もあり、安心して任せられるでしょう 。

飛び込みの営業でも親切に対応してくれたという評判から、一見の顧客も大切にする姿勢がうかがえます 。

項目	内容
運営会社	株式会社日光オート
電話番号	0120-3711-25
買取対応エリア	日本全国対応
査定方法	電話、WEB
各種手数料	無料

【状況別】あなたの目的に合ったトラック買取業者の選び方

トラック買取業者は数多くありますが、実はあなたの目的によって選ぶべき業者のタイプは異なります。

「高く売ること」を最優先するのか、それとも「手間をかけないこと」を重視するのか。

ここでは3つの代表的な目的別に、最適な業者の選び方を分かりやすく解説します。

自分に合った業者を見極め、後悔のない売却を目指しましょう。

1.少しでも高く売りたいなら「トラック買取専門店」

1円でも高くトラックを売却したいなら、乗用車ではなくトラックを専門に扱う買取業者を選ぶのが最善の選択です。

理由は、トラック特有の価値を正しく評価できる知識と、独自の販売ルートを持っているからに他なりません。

例えば、一般的な中古車店では評価されにくいクレーンや冷凍機といった「架装」部分の価値も、専門店ならプラス査定の対象となります。

また、海外への輸出網を持つ業者は、日本では値段がつきにくい古い年式のトラックでも高く買い取れる可能性があります。

愛車の価値を最大限に引き出してもらうためには、トラックに関する深い知識と豊富な実績を持つ専門業者への依頼が不可欠と言えるでしょう。

2.手間をかけずに相見積もりしたいなら「トラック買取一括査定」

複数の業者に連絡する手間をかけずに、効率よく買取価格を比較したい方には、一括査定サービスの利用が断然おすすめです。

一回の簡単な情報入力で、複数の優良な買取業者へ同時に査定を申し込めるため、時間と労力を大幅に節約できます。

業者側も他社と比較されることを前提に見積もりを出すため、自然と競争が生まれ、買取価格が上がりやすいという大きなメリットもあります。

例えば「カービュー」のようなサービスを利用すれば、あなたは自宅や事務所にいながら各社の査定額を比較検討し、最も条件の良い業者を選ぶだけで済みます。

忙しい業務の合間を縫って、手軽に最高値を探したい方に最適な方法です。

3.古いトラック・不動車を売りたいなら「事故車・廃車専門の買取業者」

事故で大きく損傷したトラックや、エンジンがかからず動かなくなった不動車は、一般的な買取店では査定を断られるケースが少なくありません。

こうしたトラックを売却する際は、事故車や廃車の買取を専門とする業者が最適です。

これらの業者は、車両として再販するのではなく、使える部品をリサイクルパーツとして国内外に販売したり、解体して金属資源として再利用したりするノウハウを持っています。

そのため、他社で「価値ゼロ」と判断された車でも、値段をつけて買い取ることが可能です。

処分費用を請求されるどころか、逆にお金を受け取れる可能性もあるのです。諦めて解体を依頼する前に、一度専門業者に相談してみることを強くおすすめします。

トラックの買取相場をトン数別に解説

ご自身のトラックが一体いくらで売れるのか、買取相場は最も気になるところでしょう。

価格は年式や走行距離、車両の状態で大きく変動するため一概には言えませんが、ここでは大まかな目安をトン数別に解説します。

愛車の価値をある程度把握し、買取業者との価格交渉に役立ててください。

1t・2tトラック（小型）の買取相場

1t・2tクラスの小型トラックは、近距離配送や建設現場、個人事業主など幅広いシーンで活躍するため、中古車市場でも常に安定した需要があります。

新車価格が比較的安価なため買取価格の幅は広いですが、特に年式が新しく走行距離が少ない車両は高値が期待できます。

代表的な車種として、いすゞ「エルフ」や三菱ふそう「キャンター」、トヨタ「ダイナ」などが人気です。

以下は、あくまで目安としての買取相場です。

車種	年式	走行距離	買取相場（目安）
いすゞ エルフ	3年落ち	5万km	180万円〜250万円
三菱ふそう キャンター	5年落ち	10万km	120万円〜180万円
トヨタ ダイナ	10年落ち	20万km	30万円〜80万円

もちろん、これは基本的な平ボディやバンタイプの相場です。

冷凍冷蔵車やクレーン付きといった特殊な架装が施されている場合は、さらにプラスの査定が見込めます。

4tトラック（中型）の買取相場

4tクラスの中型トラックは、日本の物流業界を支える中心的な存在であり、中古車市場での需要が非常に高いのが特徴です。

汎用性が高く、多様な業種で活躍するため、年式が古くなったり走行距離が増えたりしても、価値が下がりにくい傾向にあります。

特に、日野「レンジャー」や三菱ふそう「ファイター」、いすゞ「フォワード」は3大人気車種として知られています。

4tトラックの買取相場の目安は以下の通りです。

車種	年式	走行距離	買取相場（目安）
日野 レンジャー	5年落ち	20万km	250万円〜400万円
三菱ふそう ファイター	7年落ち	40万km	150万円〜280万円
いすゞ フォワード	10年落ち	60万km	80万円〜180万円

特に荷台が箱型で側面が開く「ウイング車」や、クレーンを搭載した「ユニック車」は非常に人気が高く、標準的な車両よりも高額査定が期待できるでしょう。

10tトラック（大型）の買取相場

10tクラスの大型トラックは、長距離輸送に不可欠な存在であり、新車価格が高額なため中古車でも非常に高い価格で取引されます。

耐久性が高く、適切にメンテナンスされていれば走行距離が100万kmを超えても十分に活躍できるため、価値が大きく下がることはありません。

また、品質の高い日本製の大型トラックは海外からの需要も絶大で、この点が買取価格を押し上げる大きな要因となっています。代表車種の相場目安を見てみましょう。

車種	年式	走行距離	買取相場（目安）
日野 プロフィア	5年落ち	50万km	400万円〜700万円
いすゞ ギガ	7年落ち	70万km	300万円〜550万円
三菱ふそう スーパーグレート	10年落ち	100万km	150万円〜400万円

大型トラックは特に、メンテナンスの履歴が査定額に大きく影響します。

定期点検整備記録簿などをしっかり保管しておくことが、高価買取に繋がる重要な鍵となります。

トラックを相場より高く売るための5つのコツ

愛車のトラックを少しでも高く売るためには、査定前のちょっとした準備が非常に重要です。

業者に全てを任せきりにするのではなく、ご自身でいくつかのポイントを押さえておくだけで、査定額は大きく変わる可能性があります。

ここでは、誰でも簡単に実践できる5つのコツを紹介します。ぜひ参考にして、納得のいく高価買取を実現してください。

1.複数の買取業者に査定を依頼して比較する

高価買取を実現するための最も重要かつ効果的な方法は、必ず複数の業者に査定を依頼し、提示された見積もりを比較検討することです。

1社だけの査定では、その金額が果たして相場に対して高いのか安いのか、客観的な判断ができません。

複数の業者に査定を依頼することで、自然と業者間に価格競争が働き、より高い査定額を引き出しやすくなります。

例えば、A社が100万円、B社が110万円を提示した場合、B社の方が高いと判断できます。さらに「他社では110万円でした」と交渉材料に使うことも可能です。

「カービュー」のようなサービスを使えば、この手間のかかる相見積もりも効率的に行えます。

愛車の価値を最大限に評価してもらうため、比較検討は必須のステップです。

2.査定前に洗車や車内清掃を済ませておく

査定の前日や当日には、必ず洗車と車内清掃を行い、トラックを出来る限り綺麗な状態にしておきましょう。

車が綺麗であること自体が査定額を直接的に数十万円も上げるわけではありません。しかし、査定を行う査定士に「このオーナーは車を大切に扱ってきたのだな」という良い印象を与えることができます。

この心証の良さが、丁寧な査定やプラス評価に繋がる可能性があるのです。特に、キャビン（運転室）内のゴミや汚れ、タバコのヤニや臭いは念入りに清掃しましょう。

汚れたままのトラックは「メンテナンスもずさんかもしれない」というマイナスイメージを与えかねません。

感謝の気持ちを込めてトラックを磨き上げることが、高評価への近道です。

3.純正パーツやオプション品を揃えておく

トラックを購入した際に付いていた純正パーツや、後から取り付けたオプション品は、査定時にその価値をしっかりアピールしましょう。

中古車市場では、基本的にオリジナルの状態（純正品）に近い車両が好まれるため、もし社外パーツに交換している場合は、保管している純正品も一緒に提示することで査定額がアップする可能性があります。

また、取扱説明書やスペアキー、定期点検整備記録簿といった書類も重要です。

これらが全て揃っていると、次の買い手への信頼性が高まり、業者もプラスの評価をしやすくなります。

査定前に一度、これらの付属品が揃っているかダッシュボードなどを確認しておきましょう。

4.整備記録簿（メンテナンスノート）を準備する

これまでの整備履歴が詳細に記された「定期点検整備記録簿（メンテナンスノート）」は、高価買取に繋がる非常に重要な書類です。

この記録簿は、トラックが過去にどのような整備を、いつ、どこで受けてきたかを客観的に証明する、いわば「トラックの健康診断書」です。

定期的にエンジンオイルの交換や適切な整備が行われてきたことが分かれば、査定士は「このトラックは目に見えない部分もしっかり管理されている」と判断します。

その結果、安心して高い査定額を提示できるのです。たとえ走行距離が多い車両でも、しっかりとした整備記録があれば、大きなマイナス評価を避けられる可能性があります。

査定当日は、車検証などと一緒にすぐに渡せるよう準備しておきましょう。

5.キズやへこみは修理せず査定に出す

ボディについてしまった小さなキズやへこみは、査定前にわざわざお金をかけて修理する必要はありません。

基本的には、そのままの状態で査定に出す方が最終的に手元に残る金額は多くなります。

なぜなら、修理にかかる費用よりも、修理したことによってアップする査定額の方が小さいケースがほとんどだからです。

例えば、自分で修理に出して5万円かかったとしても、査定額の上昇は2?3万円程度にしかならないことが多く、結果的に損をしてしまいます。

買取業者は自社の提携工場などで安く修理できるため、査定時の減額幅も個人で修理するより少なく済みます。

よほど大きな損傷でない限り、修理はせずに正直に申告しましょう。

【独自調査】トラック査定で有利になる交渉術

トラックの査定額は、車両の状態で全てが決まると思っていませんか？

実は、査定士との交渉も金額を左右する重要な要素です。少しの知識と準備があるだけで、より有利な条件を引き出すことが可能になります。

ここでは、査定のプロを相手にしても臆することなく、売主が主導権を握るための3つの交渉術を伝授します。

1.買取希望額は安易に伝えない

査定の終盤、査定士から「ちなみに、ご希望の金額はおいくらですか？」と聞かれることがよくあります。

この質問に対して、具体的な金額を先に提示するのは絶対に避けましょう。

相手は買取相場のプロです。もしあなたが相場より低い金額を口にしてしまうと、業者は「しめたもの」とその金額を基準に交渉を進めてしまいます。

本来ならもっと高く売れたはずのトラックを、自ら安く売ってしまうことになりかねません。

例えば、150万円の価値があるトラックに対し「120万円くらいになれば嬉しいです」と言えば、それが上限になってしまうのです。

希望額を聞かれた際は、「一番高い査定額を提示してくれた業者に売りたいです」「できるだけ高くお願いします」などと、具体的な数字は明かさずに相手の出方を待ちましょう。

2.即決を迫られてもその場では契約しない

「この場で決めていただけるなら、特別にあと5万円上乗せします」

これは、他社と比較される前に契約を結んでしまいたいという、買取業者の常套句（じょうとうく）です。

魅力的な提案に聞こえても、その場で即決するのは非常に危険です。その金額が本当に「特別」なのか、一度冷静に考える時間を持つことが重要になります。

一度売買契約書にサインをしてしまうと、後からキャンセルすることは基本的にできません。

できたとしても、高額なキャンセル料を請求されるケースがほとんどです。

「家族と相談してから決めます」「他の業者の査定も受けてから、総合的に判断します」などと、きっぱりと伝えましょう。

本当にそのトラックを欲しがっている優良な業者であれば、あなたの返事を数日待ってくれるはずです。

3.トラックのプラス査定要素をアピールする

査定士が短時間で見抜ける情報には限界があります。オーナーであるあなただからこそ知っている愛車の長所は、積極的に口頭でアピールしましょう。

ただ査定されるのを待つのではなく、自らプレゼンテーションする意識を持つことが重要です。

例えば、以下のような点は有効なアピールポイントになります。

• 定期的にディーラーで点検・整備を受けていたこと
• 禁煙車であり、車内に臭いや汚れがないこと
• 高価なメーカーオプションのナビや安全装置が付いていること
• 荷台の床を鉄板で補強しているなど、特殊な架装があること
• タイヤを最近新品に交換したこと

こうしたプラス要素を伝えることで、査定士が見落としていた価値に気づき、査定額が上乗せされる可能性があります。

愛車の良いところをまとめたメモを渡すのも効果的です。

トラック買取の注意点は悪質な業者との契約トラブル

ほとんどのトラック買取業者は誠実な取引を行っていますが、残念ながら一部には悪質な手法を用いる業者も存在します。

知識がないまま安易に契約してしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれ、大きな損害を被る可能性があります。

ここでは代表的なトラブル事例とその手口を解説します。事前に知識を身につけ、安心して愛車を売却しましょう。

1.契約後の不当な減額請求

トラック買取で最も多いトラブルが、売買契約を結んだ後に、様々な理由をつけて査定額を引き下げる「契約後の減額」です。

これは「二重査定」とも呼ばれる悪質な手口です。契約時には他社より高い金額を提示して契約を誘い、トラックを引き取った後で「査定時には見つけられなかったキズや修復歴があった」などと一方的に通告し、減額を承諾させようとします。

対策としては、契約書に「車両の引き渡し後に発見された故障等について、売主は一切の責任を負わない」といった趣旨の特約（瑕疵担保責任の免責条項）があるかを確認することが重要です。

この条項があれば、不当な減額要求を拒否する強い根拠となります。

2.高額なキャンセル料の発生

一度契約したものの、「やはり売るのをやめたい」と考え直した場合に、法外なキャンセル料を請求されるトラブルも後を絶ちません。

大前提として、自動車の売買契約はクーリング・オフ（一定期間内であれば無条件で契約を解除できる制度）の対象外です。

そのため、キャンセルに関するルールは、業者と交わす契約書の内容に全て委ねられます。

この点を悪用し、契約書に小さな文字で「契約解除の場合は、買取価格の20%をキャンセル料として申し受けます」といった、非常に高額な違約金を設定している業者もいます。

契約書にサインする前に、キャンセル可能な期間や料金について必ず確認し、少しでも不明瞭な点があればその場で質問しましょう。

3.しつこい営業電話や強引な買取

査定を依頼した後、断っても何度も営業電話がかかってきたり、査定時に「今日契約してくれるまで帰りません」と居座られたりする、強引な買取にも注意が必要です。

これは、売主を心理的に追い込み、冷静な判断力を奪って契約させようとする手口です。

特に、一括査定サービスを利用した直後は、複数の業者から一斉に着信があり、混乱してしまう方も少なくありません。

もし査定士がなかなか帰らない場合は、「今日は契約する意思はありません」と毅然とした態度で断りましょう。

それでも居座るようであれば、それは不退去罪という犯罪にあたる可能性もあります。

少しでも「怖い」「おかしい」と感じたら、その業者との取引は直ちに中止するのが賢明です。

4.買取金額の支払いが遅れる・支払われない

トラックと必要書類を全て引き渡したにもかかわらず、約束の期日になっても代金が振り込まれないという、最も悪質な金銭トラブルも発生しています。

これは、最初から支払う意思のない詐欺的なケースや、その業者の経営状態が極端に悪化している場合に起こり得ます。

最悪の場合、代金が支払われないまま業者が倒産してしまい、トラックもお金も戻ってこないという事態になりかねません。

対策として、契約書で支払日と支払い方法（現金か振込か）を必ず明記してもらいましょう。

最も安全なのは、トラックの引き渡しと代金の受け取りを同時に行うことです。

それが難しい場合は、実績が豊富で口コミ評価の高い、信頼できる大手業者を選ぶことがリスク回避に繋がります。

トラック買取査定から売却完了までの4ステップ

トラックの売却は、普通車の売却とは流れが少し異なります。

しかし、事前に全体の流れを把握しておけば、初めての方でも戸惑うことなくスムーズに進めることが可能です。

ここでは、業者選びから最終的な入金確認まで、売却完了までの全工程を具体的な4つのステップに分けて分かりやすく解説します。

STEP1：買取業者の選定と査定の申し込み

売却成功の第一歩は、信頼できる買取業者を選ぶことから始まります。

この記事で解説した「業者の選び方」を参考に、ご自身の目的やトラックの状態に合った業者を2?3社に絞り込みましょう。

高く売りたいならトラック専門店、手間をかけずに比較したいなら一括査定サービスが適しています。

依頼する業者が決まったら、各社の公式サイトや電話で査定を申し込みます。

その際、手元に車検証を用意しておくと、メーカー名や年式、車台番号といった車両情報をスムーズに伝えられます。

申し込みの際に、査定士が実車を確認する出張査定の日時を調整するのが一般的です。

希望の日時をいくつか考えておくと話が早く進むでしょう。

STEP2：実車査定と見積金額の比較検討

予約した日時になると、業者の査定士がトラックを直接確認するためにやってきます。

これを「実車査定」と呼びます。査定士は、トラックの外装のキズやへこみ、エンジンの状態、キャビン（運転室）の清潔さ、タイヤの摩耗具合、そしてクレーンなどの架装が正常に動くかなどを30分?1時間ほどかけて細かくチェックします。

査定が終わると、最終的な見積金額が提示されます。複数の業者に依頼している場合は、全ての見積もりが出揃うまでその場で契約を決めず、一度持ち帰りましょう。

提示された金額だけでなく、査定士の対応や契約内容も考慮して、最も信頼できる一社に絞り込みます。

STEP3：売買契約の締結と必要書類の準備

売却する業者を決定したら、その業者と売買契約を結びます。

この際、契約書の内容を隅々まで確認することが非常に重要です。特に「買取金額」「車両の引き渡し日」「代金の支払い日」「契約後の減額（二重査定）の有無」「キャンセルに関する規定」の5点は必ずチェックしましょう。

契約と並行して、名義変更に必要な書類の準備を進めます。一般的に必要となる書類は以下の通りです。

• 自動車検査証（車検証）
• 自賠責保険証明書
• 印鑑登録証明書（発行から3ヶ月以内）
• 実印
• 譲渡証明書（業者が用意）
• 委任状（業者が用意）

書類に不備があると手続きが遅れる原因になるため、業者の案内に従って早めに準備しましょう。

STEP4：車両の引き渡しと代金の入金確認

契約書で取り決めた日時に、トラックを業者に引き渡します。

引き渡し方法は、業者がレッカーで引き取りに来てくれる場合や、自分で運転して業者の拠点に持ち込む場合などがあります。

引き渡し日までに、車内に忘れ物がないか最終確認をしてください。

代金の支払いタイミングは業者によって異なり、「引き渡し当日に現金払い」や「2?3営業日以内に指定口座へ銀行振込」などが一般的です。

契約書に記載された支払日を過ぎても入金がない場合は、すぐに業者へ連絡を入れましょう。

指定の口座へ買取金額が全額振り込まれていることを確認できたら、トラックの売却に関する手続きは全て完了となります。

トラック買取に関するよくある質問

最後に、トラックの買取に関して多くの方が抱く疑問点について、Q&A形式でお答えします。

ここまで読み進めてもまだ解消されていない不安や疑問があるかもしれません。

ここでスッキリと解決し、自信を持ってトラックの売却交渉に臨みましょう。

1.トラック買取のおすすめ業者はどこですか？

一概に「この一社が絶対におすすめ」とは断言できず、あなたの目的によって最適な業者は異なります。

なぜなら、買取業者ごとに得意な分野やサービスの強みが違うからです。

例えば、少しでも高い金額での売却を最優先するなら、独自の海外販路を持つ「トラックファイブ」のようなトラック専門店が有利です。

一方で、複数の業者を比較して最高値を探したいけれど手間はかけたくない、という方には「カービュー」のような一括査定サービスが便利です。

まずはご自身が「価格」「スピード」「手間」のうち何を最も重視するのかを明確にし、それに合ったタイプの業者を選ぶことが、満足のいく売却への近道です。

2.古いトラックや動かない不動車でも買取可能ですか？

はい、ほとんどの場合で買取可能です。諦めてスクラップ費用を払って廃車にする前に、まずは専門業者に相談してみることを強くおすすめします。

トラックは、たとえ車両として走行できなくても、「部品」や「金属資源」としての価値が残っている場合が多いからです。

特に耐久性の高い日本製のトラックは、その部品だけでも海外で高い需要があります。

事故車や不動車の買取を専門とする業者は、買い取ったトラックを解体して、使えるパーツを国内外に販売する独自のルートを持っています。

そのため、他社で0円と査定されたトラックでも、価値を見出して買い取ってくれるのです。

3.ディーラーの下取りと買取専門業者はどちらがお得ですか？

売却金額だけを比較した場合、一般的に「買取専門業者」の方がディーラーの下取りよりも高くなる傾向にあります。

ディーラーの主な目的はあくまで新車を販売することであり、下取りはそのためのサービスの一環という位置づけです。

一方、買取業者は中古トラックを再販することがビジネスの主軸。国内外に多様な販売網を持っているため、より攻めた高い価格を提示できるのです。

ただし、ディーラーの下取りは、新しいトラックの購入から古いトラックの売却まで、全ての手続きを一つの窓口で完結できるという手間の少なさが大きなメリットです。

少しでも高く売りたいなら買取業者、手続きの簡便さを優先するなら下取り、と覚えておくと良いでしょう。

4.トラック一括査定の口コミや評判はどうですか？

トラック一括査定の口コミは、「たくさんの業者を簡単に比較できて、結果的に高く売れた」という良い評判がある一方で、「申し込み直後から電話がたくさんかかってきて大変だった」という声も見られます。

これは、サービスの仕組み上、複数の業者があなたのトラック情報を同時に受け取り、一斉にアプローチをかけてくるために起こります。

この「営業電話の多さ」が、評判が分かれる最大の理由です。しかし最近では、このデメリットを解消した新しいタイプのサービスも登場しています。

利用者の評判をよく確認し、自分のペースで交渉を進められそうなサイトを選ぶことが、一括査定を賢く利用するコツです。

迷ったらトラックファイブがおすすめ

どの業者に依頼すべきか決めかねているなら、顧客対応の質で選ばれているトラックファイブが最もおすすめです。

トラックの売却は金額も大きく、手続きも複雑なため不安を感じる方も多いでしょう。

そんな中、トラックファイブは利用者の半数が「査定額だけでなく人で決めた」と回答するほど、担当者の丁寧で誠実な対応が高く評価されています。

もちろん高価買取も重要ですが、「安心して任せられた」「親身な対応が嬉しかった」という声が多いのは、何よりの安心材料です。

後悔のない取引をしたいなら、まずは信頼できるトラックファイブに相談してみてはいかがでしょうか。